Ryuko’s

頑張ります!目標はないけれど・・・。

文句じゃないんです(ミサイルとかの対策パンフレット)

北朝鮮の核実験の報道があって、気になりますね。

 

ミサイル・・・。

 

少し古いかもだけど、政府のパンフレットがあって、見てみたんだけど。

 

内閣官房 国民保護ポータルサイト

http://www.kokuminhogo.go.jp/pdf/hogo_manual.pdf

 

このパンフレットを読むと、

 

言いようのない、モヤモヤ感がわいてきます。

 

まず、表紙の家族写真が謎。

 

おじいちゃんとおばあちゃん、パパとママ、息子と娘が、

 

おそらくソファーに一緒に腰をかけて、

 

同じ方向を向いて、にこやかに笑っている。

 

何を見て微笑んでいるんだろう。

 

この写真だけ見ると、思い浮かぶのは、

 

たぶん、みんなの視線の先にあるのはテレビでさ、

 

子どもたちの運動会のビデオを再生して、

 

それをみんなで見ているっていう感じかな。

 

男の子の表情は、

 

「がんばったけど、僕2番だったんだよね」

 

っていう感じ?

 

それに対して、おばあちゃんは、

 

「かっこいいわよ」

 

と励ましている感じ?

 

とっても、日常を感じさせる写真なわけです。

 

 

それに対して、パンフレットの中身を読むと、

 

どれも、武力攻撃のあったときに、一人一人がとるべき行動が書いてあって、

 

いずれも大事な内容だとは思うんだけど、

 

ただ、

 

読んだ人の一人一人に対して、

 

「こうすれば助かります!」ということを保障する内容ではないのね。

 

結局、ミサイルの直撃を受けたら、何をしても助からないわけだしさ。

 

直撃を免れた、ちょっと離れたところにいるような、

 

助かり得る可能性のある人たちに対して、助かる可能性をアップさせる・・・

 

という内容なんじゃないかな。

 

一人一人に対して保障するものではないけれども、

 

集団で徹底されれば、集団単位で見たときに、

 

死者やけが人を減らしたりできるというような。

 

 

もちろん、それも重要な情報だし、

 

結局、そういう情報しか示しようがないんだろうね。

 

 

そこには、武力攻撃が起こった場合の冷酷な現実というものがあるわけで、

 

あたしにとっては、そういうのって、非日常なんだけど、 

 

その非日常ということが、表紙の写真の日常の雰囲気と

 

どうしてもマッチしなくて。

 

 

それがモヤモヤ感の正体なんだろうって、思いました。

 

 

でも、このパンフレット、すごい内容だよ。

 

武力攻撃の類型と、それぞれの注意点が書いてあるんだけど

 

1)ゲリラや特殊部隊による攻撃の場合

2)弾道ミサイルによる攻撃の場合

3)着上陸侵攻の場合

4)航空攻撃の場合

5)武力攻撃やテロなどの手段として化学剤、生物剤、核物質が用いられた場合

 

とかあるんだけど、

 

助かる人は助かる、助からない人は助からない、

 

その境界線上の人についてできるだけ助かる方向にもっていければ・・・

 

という感じなのかな。

 

パンフレットを読んだ一人一人に、「これを守れば大丈夫!」と言えるなら、

 

微笑みの表紙もわかるけど。

 

そうじゃないんだよね。

 

 

それなら、いっそ、ソフトな感じじゃなくて、無機質な表紙にしてさ、

 

タイトルも、

 

「武力攻撃時行動要領」とか、

 

もうちょっと柔らかくして、

 

「生存率向上・被害軽減のための行動マニュアル」とか、

 

そういう風にした方が、

 

ぴったりくる気がするね。

 

 

こういう分野で、あまりズバリな感じでは国民に向き合えないというのが、

 

今の政府の立場なのかもしれないけどさ。